カントン包茎で矯正器具を使うと亀頭が壊死するかもしれない
カントン包茎は、包皮口があまりに狭いから勃起をしても亀頭が露出することはありません。
もし、包皮を手で無理やり剥こうとすれば、包皮が亀頭に引っかかって元に戻らなくなります。
その状態は、亀頭が紐で縛られたような状態なので血流が悪くなります。
血液が届かなければ亀頭の細胞は時間とともに壊死してしまうので、切除を余儀なくされます。
これは矯正器具を使ったときも同じことで、カントン包茎を治療しようと包皮を強引に剥くことで亀頭が締め付けられ血流が止まるというデメリットがあります。
残念ながら、一度壊死した細胞というのは再生することはありません。
切除したならばなおさら元通りになることは期待できないです。
カントン包茎だと恥ずかしくてセックスができないと矯正器具に手を出してしまう人もいるでしょうが、そういったデメリットを理解せずに自分で治療をすると取り返しのつかないことになります。
確実にカントン包茎の治療をしたいのであれば、医療機関に行き医師に手術をしてもらったほうが良いです。
包皮はどこまでも伸びるわけではない
カントン包茎の矯正器具は、リングを装着して剥けた状態を維持するとか、包皮口を押し広げることで剥けやすくするという治療をします。
それで、たしかにカントン包茎が改善されることがありますがデメリットとして、包皮が裂けるというリスクもあります。
前提として包皮に限らず皮膚というのは引っ張ると伸びるというイメージがありますが、何事にも限界が存在します。
これ以上は包皮が伸びない状態で無理に引っ張れば裂けて傷つき、痛みやかゆみに襲われることになります。
その裂け目に細菌が感染すれば、炎症などを引き起こしさらにひどい症状になることだってありえます。
炎症になったのに放置していると、痛みがより強くなり潰瘍になるので手遅れになる前に病院で見てもらわなければいけません。
包皮が裂けそうならば、無理に矯正器具を使うべきではありません。
やはり、安全にカントン包茎を治療したいならば医療機関での治療が最善です。
まとめ
カントン包茎を矯正器具で治療するデメリットは、うっ血で亀頭の細胞が壊死したり、包皮が裂けて炎症になるリスクがあることです。
下手をすれば、壊死した部分を切除しなければいけなくなるので、ペニスの見た目が大きく変わってしまいます。
カントン包茎であることが恥ずかしいかもしれませんが、素人がうかつに矯正器具を使うと取り返しのつかないことになるので、安全性を考えたら医療機関で医師に治療をしてもらうほうが良いでしょう。